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実践的理念経営のための処方箋

強いチームワーク意識

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一人ひとりが異なる価値観や価値観の優先順位を持っているわけですが、一緒に働くチームが個人プレーの総和以上の力すなわち組織力を発揮できるかどうかは、価値観の中でも最重要なチームの目的(ミッション)と目標(ビジョン)を共有できるかどうかにかかっています。

ミッションとミッションから降りてくるビジョンを話し合うことほど重要なことはないのではないかと考えています。

センゲはミッションは人々の対話の中にこそ存在するとし、ドラッカーはビジョンそのものも大事だが、それを話し合うプロセスのほうがさらに重要としています。

ミッションやビジョンは一度作ったら「卒業」、やれやれできた、あとは日々の実務と思っておられる方々や企業が多いですが、そうではありません。 常に目的と目標を意識しながら実務をしていくことが大切です。

目的を意識することは私たちに常に同じところにとどまらず進化・成長することを教えてくれます。 そして具体的な将来目標の存在は現在においてどのような行動を取ることが重要かを導いてくれます。目標が独自に定めた志の高い、ふつうの努力では成し遂げられない高い目標であればあるほど過去からの延長線上にはない変革行動を私たちに要請します。

人々の持つ潜在能力を最大限引き出すとともに、目的と目標を共有する人々こそがチームワークを発揮しその組織の力によってこそ、個人では達成不可能なことが実現できるのです。

写真はある企業様における変革コアチームの対話の1シーンです。人々の心の間をつなぐミッションやビジョンが創造されるかけがいのない時間です。私たちは何のために存在し、どこへ向かおうとしているのか、このようなテーマに対する社員のみなさんの姿勢はどの会社においても本当に真摯なものです。私はそこに人間のすばらしさを見ます。

こうして人々の関係にミッションやビジョンが介在すると、意識、行動が変わり始めます。
そうすると結果が変わり始めるのです。これらの順番を無視して結果を最初から求めることは短絡的であり、リーダーとしては慎むべき行為なのです。